〇〇式
〇〇式お待ちしています。
お待ちしています。
6月27日(金)下北沢K2先行上映・7月4日(金)全国順次上映

TRAILER

Introduction

この式は、
一体なんのために開かれたのか?

“式”とは。
何者かがいつの間にか始めたもの。
一度始まると、止めることはできないもの。
意味が生まれる前に、すぐそこに在るもの。

「〇〇式」は、どこかに存在する、とある“式”の話。
それは祝福か、別れの儀式か ──── 。
その答えはどこにあるのか。

CAST / STAFF

九十九黄助

はじめて「式」というものに出た時、伝えきく話とかけ離れた印象を持ちました。
“なんだ素敵じゃん”
「式」とは、この身で体験しなければ意味のないことだとこの時学びました。
それらの「式」に宿る本質が何であってもです。

プロフィール

1988年6月2日生まれ。鹿児島県出身。
映画『白石晃士の決して送って来ないで下さい』(23/白石晃士監督)初主演。
映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』松浦役(24/阪元裕吾監督)など。
俳優業の傍らYouTubeでも活動。映画を中心に紹介しており、登録者数は60万人を超える。

吉田ヤギ

「式」は何かの終わりと同時になにかの始まりでもあります。
ポジティブな意味にも捉えられますが、
自分にとっては「ここで終わらないんだ。まだ続いていくんだ…」
と少しだけ憂鬱な気持ちがよぎる催しでもあります。
だから、今回の式は最悪でした。

プロフィール

1996年5月22日生まれ。富山県出身。
明治大学文学部演劇学専攻中退。俳優として舞台を中心に活動。
また自身で作・演出も行い、駅前や商店街など日常の景色の中に俳優が紛れ込み現実にフィクションをひそませる「散歩演劇」や、
河川敷の階段に座り出演者のリアルな悩みを会話劇として昇華する「本人演劇」を上演。
2023年より、誰にも見せない「部屋でひとりでいる時」をテーマにした自宅でのひとり演劇を始動。

近藤亮太(監督・脚本)

映画づくりはどこか儀式めいています。
大勢の人間が集まってある手順に沿って一つの時間や空間をつくり上げていく。
今回、新たな「式」に関する映画を撮りました。
映画が儀式であるなら、会場は映画館、観客は参列者に他なりません。
招待状は必要ありません。お待ちしています。

プロフィール

1988年北海道生まれ。大学在学時より映画制作現場のスタッフとして働き始め、上京後映画美学校にて高橋洋氏に師事。
同時に自主制作を開始し、一貫して恐怖を追求した作風が評価を受ける。現在、テレビ東京「TXQ FICTION」で映像演出中。
『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(22)で第2回日本ホラー映画大賞を受賞、同作の長編リメイクで25年商業デビュー。

くるむあくむ (脚本)

春暖の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、〇〇式を行うこととなりました。
この儀式はおそらく皆様が思い描かれる“普通の式”とは似て非になるものになると思います。
間違い探しのような楽しみ方は推奨しません。
全てを受け入れ、この式を肯定してあげて欲しいのです。

プロフィール

日本のホラー作家・漫画原作者。代表作に、都市伝説を題材にしたホラー漫画『N』があり、2024年6月にKADOKAWAから刊行。
2024年11月には、モキュメンタリーホラー小説『或るバイトを募集しています』を発表し、アルバイト募集から始まる恐怖体験を描き話題を生む。
NoteやX(旧Twitter)などのプラットフォームでも作品を公開しており、独特の視点と作風で読者を魅了し続けている。
本作『〇〇式』では監督との共同脚本を務める。

製作・配給

“才能が潰されない世の中”を目指して設立された映画レーベル。
第一作『NN4444』はロッテルダム国際映画祭や
クレルモン=フェラン国際短編映画祭、
サンフランシスコ国際映画祭をはじめとする
10以上の国際映画祭に選出。
下北沢K2での先行上映は14日間全回満員を記録した。
その後U35ホラー映画脚本賞「NN0000」、
短編映画『幽霊の日記』などを発表している。
『NN4444』は4月25日(金)より下北沢K2にて再上映。